教授挨拶

教授 北村健一郎

Kenichiro
Kitamura

教授

北村 健一郎

  山梨大学医学部第3内科のホームページをご訪問いただきましてありがとうございます。平成 26年10月1日付で、山梨大学医学部内科学講座第3教室教授に就任致しました北村健一郎です。私は平成2年に東京医科歯科大学を卒業後、テキサス大学、フロリダ大学での海外留学を経て、熊本大学において約18年間にわたり腎臓内科医として診療・研究・教育に従事してまいりました。私自身は東京出身ですが、父方の祖父が甲府市出身であり、今回の就任には不思議な縁を感じております。これからは、教室員とともに山梨大学と山梨県の地域医療へ貢献できるよう精進してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

  さて、近年の目覚ましい医学の進歩により日本は世界一の長寿国となりましたが、それはとりもなおさず国民の総高齢化を物語っています。日本人の死因第一位は癌で、第二位は心疾患、第三位は脳血管疾患となっています。このうち心疾患や脳血管疾患は、血管の障害としてとらえることができ、その背景として存在する動脈硬化症の発症には多くの因子が関与しています。その中でも私たちの生活習慣の乱れによって生じる高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などが重要です。このような生活習慣病が生じると早い段階から腎臓が障害され、新たな国民病とも呼ばれる「慢性腎臓病」を引き起こし、透析療法導入の原因となるとともに心臓や脳の機能を悪化させることも明らかになってきました。私たち第3内科は腎臓病・高血圧、糖尿病・内分泌疾患などの生活習慣病を主たる診療領域としており、山梨県民の皆様の健康長寿をめざして、腎臓病・糖尿病の発症進展メカニズムの解明を目指した研究の推進と最新のエビデンスにもとづいた最先端の医療の提供を目標に日々励んでおります。

  医学の各分野は専門細分化の傾向がますます顕著となり、多くの大学において臓器別再編が進んでいます。内科領域もその例外ではなく、内科だけでも7~8の分野に細分化されているところが増えています。その一方で、内科学は「統合」をその本質的特徴とする学問であり、患者さんを総合的に診療する能力が求められています。そのような中で第3内科は、腎臓病・高血圧、糖尿病・内分泌疾患、膠原病という全身疾患と密接に関連した幅広い疾患領域を担当しているため、高度専門医療と臓器横断的な総合診療にもとづいた全人的医療の提供に努めています。多くの学生や初期研修医のみなさんに第3内科で研修していただいて、ともに学び、ともに成長したいと考えています。

最後に、第3内科の診療・研究・教育の目標を掲げます。この目標に向かって教室員一同で日々研鑽を積みながら精進してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

診療

  • 先端的な知識・技術を積極的に診療に導入
  • 腎臓病・糖尿病・膠原病の総合的かつ全人的な医療の提供

研究

  • 診療に還元する基礎的・臨床的研究の推進
  • 分野横断的な先進的研究成果を世界に向けて発信

教育

  • 腎臓・内分泌代謝・膠原病領域の基本診療力の涵養
  • 国際的に活躍できるアカデミック・フィジシャンの育成

教授プロフィール

経歴

平2年 3月
東京医科歯科大学医学部医学科卒業
平2年 6月
東京医科歯科大学医学部附属病院第二内科研修医
平3年 6月
社会保険三島病院内科医員
平4年 4月
東京医科歯科大学大学院医学研究科入学
平4年 6月
国家公務員等共済組合連合会横須賀共済病院腎センター医員
平5年 1月
テキサス州立大学サウスウエスタンメディカルセンター腎臓内科留学
平7年 8月
フロリダ州立大学医学部腎臓内科留学
平7年 10月
熊本大学大学院医学研究科転入学
平9年 3月
熊本大学大学院医学研究科卒業
平9年 4月
熊本大学医学部附属病院第3内科医員
平10年 5月
熊本大学医学部内科学第三講座助手
平15年 4月
熊本大学大学院医学薬学研究部腎臓内科学分野助手
平20年 5月
熊本大学大学院医学薬学研究部腎臓内科学分野講師
平22年 8月
熊本大学大学院生命科学研究部腎臓内科学分野准教授
平26年 10月
山梨大学医学部内科学講座第3教室教授

現在に至る

所属学会

日本内科学会 (認定医、総合内科専門医、指導医、評議員)

日本腎臓学会 (専門医、指導医、評議員)

日本透析医学会(専門医、指導医、評議員)

日本高血圧学会 (専門医、指導医、評議員)

日本心血管内分泌代謝学会(評議員)

日本生理学会 (評議員)

日本病態プロテアーゼ学会(評議員)

日本抗加齢医学会(評議員)

アメリカ腎臓学会 (フェロー(FASN))

国際腎臓学会

アメリカ内科学会

アリカ生理学会

受賞歴

平成19年度
日本腎臓学会大島賞  受賞
平成20年度
熊本医学会奨励賞  受賞
ターニングポイント「海外留学ノススメ」

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